動画編集をしていると、話しているだけの映像が単調に見えることがある。内容は悪くないのに、画面に変化がなくて飽きられる。そのときに役立つのがBロールだ。
Bロールとは、メイン映像に差し込む補足映像のこと。作業風景、手元、商品、画面操作、風景などを入れるだけで、動画の理解しやすさと見やすさが大きく変わる。
Bロールとは何か

Bロールって、プロが使う難しい撮影テクニックですか?

難しくありません。話している内容を画面で補足するための映像だと考えれば大丈夫です。
メインで話している映像をAロール、そこに差し込む補足映像をBロールと呼ぶ。たとえば、マイクのレビュー動画なら、話している顔の映像がAロール、マイクのアップ、接続端子、机に置いた様子がBロールになる。
Bロールを入れると、視聴者は言葉だけでなく映像でも内容を理解できる。特にレビュー、解説、チュートリアルでは効果が大きい。
初心者が撮るべきBロール
最初から映画のような映像を狙う必要はない。初心者は次の5種類を撮れば十分だ。
| 種類 | 例 |
|---|---|
| 手元 | キーボード操作、メモ、商品を持つ手 |
| 商品アップ | カメラ、マイク、PC、外付けSSD |
| 画面操作 | 編集ソフト、設定画面、検索画面 |
| 作業風景 | 机、撮影準備、編集している様子 |
| 結果 | 完成動画、書き出し画面、投稿画面 |
撮影前に「この説明のとき、何を見せれば伝わるか」を考えると、必要なBロールが決まる。
Bロール撮影のコツ
Bロールは短く撮ってよい。1カットあたり5〜10秒あれば、編集では十分使える。長く撮るより、角度を変えて複数カット撮る方が使いやすい。
撮るときは次を意識する。
- 手ブレを減らす
- 明るい場所で撮る
- 余計なものを背景に入れない
- 近い映像と引きの映像を両方撮る
- 同じ動作を2回撮る
特に、商品レビューでは「全体」「アップ」「使っている様子」の3つを撮ると、編集で困りにくい。
Bロールを入れる場所
Bロールは、話が抽象的になる場所に入れると効果的だ。
たとえば「このマイクは接続が簡単です」と話すなら、実際にケーブルを挿す映像を入れる。「編集画面が見やすいです」と話すなら、編集ソフトの画面を見せる。
逆に、意味のない風景映像を入れすぎると、話の流れを邪魔する。Bロールは、話している内容と対応していることが重要だ。
まとめ
Bロールを使うと、動画に変化が生まれ、説明もわかりやすくなる。初心者は、手元、商品アップ、画面操作、作業風景、結果の5種類から撮ればよい。

